スバル・インプレッサーWRX－STi 横からの側衝突事故でのバナナ変形修正
横からの側衝突事故でのバナナ変形修正。
アンダーボディーのサスペンションなどの取り付け、ボルト位置を利用して寸法通りにジグタワーで高さ・幅など寸法通りに固定して、事故で入力した部位を固定して修正していきます。
修理工程のご紹介
アンダーボディーのサスペンションなどの取り付けボルト位置を利用して、寸法通りにジグタワーで高さ・幅など寸法通りに固定して、事故で入力した部位を固定して修正していく。
入力の強い部位などはサスペンションメンバーなど、すべて取り外し固定修正していく。
センターピラー部位からステップの部位の入力がとてもキツイ。相手は車で側面からの衝突で衝突の強さが良く分かります。このような変形をバナナ変形と言います。
フロントピラー（前のドアの取り付け部位の柱）・床・（フロアーシート下）ルーフパネル・（天井）センターピラー（真中の柱）クオーターパネル （後のタイヤの上のパネル）にまで波及が見られる。
ポンプ式修正機を用いて、骨格を引き出し基準寸法通り修正をしていく。
骨格が寸法通りに粗だし修正ができれば、新品パーツの交換できるように、内側のパネル類をを取り除き交換しないパーツを鈑金してならしていく。
この作業でならしたパネルが寸法通りにできていれば新品パーツを合わせていく。
新品パーツの必要とする部位のみをカットして溶着（溶接）していく。継いだ箇所を削りならしパテ等で平らにしていく。
黒い部分が新品パーツで白く見えている部分が、溶接接合後パテにて修正している作業工程の部分です。
新品のドアを仮止めして寸法確認をして調整していく。
新品のパーツはすべて錆び止めにコート塗装してあるだけなので、横の写真のドアの様に2液の下地サフェッサーと言う下地を塗付しておく。
これで鈑金・交換が完了しました（カンペキ）。後は塗装作業に入っていきます。
裏側の塗装で室内に塗装が飛び付かない様に、ビニール等で貼っていく。
白い部分が鈑金等を完了した個所で後は、ペーパー等で足つけをして塗装の段取りが完了したところです。
ボンネットなどは相手のガラス片などが飛び散りキズが付いていました。
塗装完了
塗装後、高温焼付をします。
骨格が寸法通りに粗だし修正ができれば新品パーツの交換出来る様に内側のパネル類をを取り除き交換しないパーツを鈑金してならしていく。
